
認知症の危険因子と予防概論
認知症の原因
・アルツハイマー病の最も大きな危険因子は、加齢
・認知症の家族歴、高血圧、糖尿病、喫煙、高コレステロール血症、頭部の打撲などがアルツハイマー型認知症の原因となる
・ApoEe4という脂質代謝に関わる遺伝子に異常があると、アルツハイマー病を起こしやすい
・遺伝子異常に糖尿病も合併すると、5.5倍もアルツハイマー病を発症しやすくなる
・受動喫煙も含めたタバコ、魚の摂取不足、運動不足もアルツハイマー病を発症しやすい
・脳血管性認知症は、脳出血や脳梗塞が原因で起こることが多く、危険因子はアルツハイマー病と共通するものが多い
認知症の予防概論
1)喫煙
・タバコを吸うと認知症の発症が2倍に増える
・家族の誰かがタバコを吸うことによる受動喫煙だけでも、認知症の発症が3割程度増える
・タバコを吸うことで、ニコチン等の成分が原因で、動脈が収縮し血流が悪くなる
・脳に流れる血液減少するため、脳細胞が慢性的に酸欠状態となり、将来的な脳の萎縮につながっていく
・喫煙は動脈硬化を促進するため、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなり、肺がんや膀胱がんなどの発がんにも関係が深い
2)脳の活性化
・知的活動
・社交活動
・若い頃から、知的活動に積極的に取り組んでいると、年を取ってからもアルツハイマー病になりにくい
・トランプ、チェス、将棋などのゲームをする、文章を読む、楽器の演奏、ダンスなどを普段からよく行う人は、認知症になりにくい
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