食生活による認知症予防(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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食生活による認知症予防

脳血管性障害の予防
2)野菜、果物の積極的摂取
・野菜、果物、低脂肪酸乳製品などを中心に摂取し、飽和脂肪酸とコレステロールを少なくし、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維が多い食事をとると、血圧が有意に低下した結果が報告されている
・野菜、果物を積極的に摂取すると、ビタミンC、食物繊維、カリウムなどの栄養素が多く得られる
・食物繊維は、小腸でナトリウムと結合して大便中に排泄する働きをし、小腸からのナトリウム吸収を抑制する
・ワカメやひじきに多く含まれる水溶性食物繊維(多糖類)のアルギン酸カリウムは、胃酸の働きでアルギン酸とカリウムに分かれ、アルギン酸は小腸でナトリウムと結合してアルギン酸ナトリウムとなって排泄される
・カリウムは多く摂取すると腎臓からナトリウムの排泄量が増え、腎機能が低下している腎臓病の患者では高カリウム血症をきたす危険性があるため、野菜、果物の積極的摂取は推奨しない
・「日本人の食事摂取基準2010年度版」において、食物繊維の摂取目標量は、18歳以上の男性では、19g/日以上、女性では、17g/日を推奨している
3)コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える
・血液の粘性が高いと、正常な血液より強い圧力が必要になる
・血液の粘性は、赤血球の数、血液の水分量、血糖値、血清脂質などによって決まる
・肉の脂肪や生クリーム、牛乳などに多く含まれる飽和脂肪酸をたくさん摂取すると、体内でコレステロールが合成されて血清脂質が上昇し、血液の粘性も上昇する

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2018.05.02 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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