
食生活による認知症予防
脂質異常症
脂質異常症を予防・改善する食事
1)獣鳥肉より魚や大豆を多くする
・獣鳥肉の脂に多く含まれる飽和脂肪酸は、体内でコレステロールに変換されやすく、獣鳥肉を好んで食べると血中のコレステロール値は上昇しやすくなる
・魚の油に多く含まれる多価不飽和脂肪酸(DHA、EPAなど)の割合を多くすると、血中のLDL-C値を低下させる
・大豆に含まれるイソフラボンやタンパク質なども血中のLDL-C値を低下させる
・獣鳥肉に偏らず、魚や大豆も摂取することが重要である
2)コレステロールを1日300mg以下にする
・コレステロールは、細胞膜や胆汁酸、ビタミンDの前駆体の材料などとして不可欠なものである
・体内のコレステロールは、体内合成が約8割、食事由来が約2割
・食品に含まれるコレステロールを制限することで、LDL-C値の上昇を抑える
3)アルコールは1日25g以下にする
・適量のアルコール摂取は、HDL-Cの合成亢進や、HDL-Cの分解の低下により、血中のHDL-C値を上昇させる
・過度のアルコール摂取は、肝臓でのTG合成を促進させて高TG血症を招く
・また、つまみの摂取量も増えやすく、摂取エネルギー量や塩分量の増加に繋がる
・脂質異常症を改善するため、前述の食事をある期間継続して実践しても高LDL-C血症や高TG血症が改善しない場合、より厳しい食事制限をする必要がある
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