
食生活による認知症予防
栄養素と認知症との関連
・アルツハイマー病や認知症の予防に効果があるとされている栄養素や栄養成分は、DHA・EPA、ビタミンE、β-カロチン、葉酸などがある
DHA・EPA
・ω3系多価不飽和脂肪酸であるDHA・EPAは魚油に多く含まれ、DHAはドコサヘキサエン酸(20:6=酸素数22個で二重結合が6つあることを表す)、EPAはエイコサペンタエン酸(20:5)の略であり、体内で合成できないために必須脂肪酸と呼ばれている
・1日の摂取する目標量は1g以上と設定されているが、魚の摂取量の減少によって充足されていないのが現状
・過剰症は、血が固まりにくく出血しやすくなる、吐き気や軟便などがある
・期待されている主な効果・効能は、認知症の改善・予防、学習能力・記憶力の向上、視力低下の抑制、動脈硬化の予防、脂質異常症の改善、血栓の抑制、高血圧の抑制など
ビタミンE
・脂溶性ビタミンであるビタミンEは、トコフェロールと呼ばれて栄養剤や薬品、食品添加物(酸化防止剤)などに幅広く使われている
・1日の摂取する目安量は、男性は7.0mg、女性は6.5mgと設定されている
・健康障害をもたらす危険がない摂取量のいギリギリの値である耐容上限値は、年代によって異なり650~900mgの間で設定されている
・過剰症は、血が固まりにくく出血しやすくなる、吐き気や下痢などがある
・期待されている効果・効能は、抗酸化作用による動脈硬化やがんの予防、コレステロール低下、肌の健康保持など
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