コリンエステラーゼ阻害薬(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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コリンエステラーゼ阻害薬

コリンエステラーゼ阻害薬
3.ガランタミン臭化水素酸塩(レミニール)
効能・効果
・軽度及び中程度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制
用法・用量
・通常、成人にはガランタミンとして1日8mgから開始し、4週間後に1日16mgに増量、経口投与する
・症状に応じて1日24mgまで増量できるが、増量する場合は変更前の用量で4週間以上投与した後に増量する
・消化器症状の副作用を予防するため、4週間以上の期間をかけ徐々に増量していく
・他のコリンエステラーゼ阻害薬で副作用が出たことによりガランタミン臭化水素酸塩に変更する場合には、副作用が消失するまで1~2週間の期間をおいた後、投与を開始する
・効果不十分のため、切り替える場合、休薬期間ではなく、1回4mg1日2回から服用開始してよい
特徴
・ガランタミン臭化水素酸塩はドネペジル塩酸塩に比べてムスカリン性Ach受容体(mAChR)へ作用しないことから、ドネペジル塩酸塩が無効である統合失調症の認知機能障害に対しても有効と考えられている
副作用
・頻度の高い副作用は、吐き気、食欲低下、軟便・下痢、めまい、頭痛である
・これらの症状は服用開始時や、増量時に発生しやすい
・重大な副作用として徐脈・不整脈などがある

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2018.05.14 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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