
老化に伴う心身機能の特徴
老化に伴う心身機能の特徴
01)皮下脂肪の減少
02)血液循環の緩慢化
03)温熱中枢機能の低下→カイロなどによる低温火傷のリスク
04)発汗、体脂肪の分泌低下→肌が乾燥しやすい、かゆみ
05)活動能力の低下、活動範囲の縮小
06)動作、反射機能の緩慢化
07)寒冷に対する抵抗力の低下
08)骨粗鬆症による骨折しやすさ、関節痛や手足の不自由
09)視力、聴力の減退
10)肛門、暴行括約筋の弛緩、前立腺肥大などによる排泄障害
11)夜間頻尿
12)腹筋の弛緩、消化吸収力の低下、運動量減少などによる老人性便秘
13)義歯や味蕾の減少による味覚の変化→濃い味を好む傾向
14)活動低下による食欲減退、食事量減少→少量で栄養価の高い料理(高たんぱく、高エネルギー)の必要性
15)過食継続による肥満
16)唾液分泌量の減少→水分の少ない料理や食品は食べづらい
17)むせやすく、食べ物がつかえやすい(嚥下障害)
18)胃液分泌低下、肝機能低下
19)口渇を訴えることが少ない→喉が渇かなくても水分補給が必要
20)高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの慢性疾患をもつことが多い
※よく高齢者は「濃い味を好む」と言われるが、実は濃い味を好むのではなく、味蕾の減少により濃い味を濃いと感じないのである
※唾液量の減少によりパサついた料理は飲み込みにくいため、とろみのある汁物があると食べやすい
※食事制限がある場合、ジュースや牛乳を提供する
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