嚥下障害と嚥下障害のための食事(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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嚥下障害と嚥下障害のための食事

嚥下障害
→加齢とともに生じやすく、食べ物や飲み物をうまく飲み込むことができなくなった状態
嚥下障害が疑われる主な症状
1)むせる
2)咳をする
3)痰の性状と量
4)咽頭異常感や食物残留感
5)嚥下困難感
6)声の変化(ガラガラ声)
7)食欲の低下
8)食事内容にお変化
9)食事時間の延長
10)食べ方の変化(上を向いて食べる、汁物と交互に食べる、口からこぼれる)
11)食事中の疲労
12)口腔内の汚れ(ひどい歯垢、食物残差)
嚥下障害の仕組み
1)機能的嚥下障害
・中枢神経障害(脳血管障害、パーキンソン病、アルツハイマー病、脳炎、多発性硬化症、腫瘍、頭部外傷など)
・末梢神経障害(多発性脳神経炎、腫瘍、外傷など)
・神経・筋接部疾患
・筋疾患(筋無力症、筋ジストロフィー症、多発性筋炎など)
・心因性・ヒストリー
・薬剤性
2)構造的嚥下障害
・腫瘍
・炎症性疾患(扁桃炎、扁桃周囲腫瘍、咽頭蓋炎)
・食道炎
・悪性腫瘍による狭窄
・潰瘍
・口腔・咽頭の外的圧迫
・食道への外的圧迫
嚥下障害の問題点
・食べにくい、飲み込みにくい、時間がかかるなどの症状があるために、食事を取っていても栄養素や水分の摂取不足のなりやすい
・容易に食べられるものばかり食べていると栄養素の偏りも出現する

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2018.05.29 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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