嚥下障害と嚥下障害のための食事(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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嚥下障害と嚥下障害のための食事

生活の質(QOL)
・食べる楽しみは「人生最後の楽しみのひとつ」と言われている
患者・被介護者のQOLを高めるための柔軟な考え方
1)工夫して変化のある物を楽しく食べる
2)たくさん食べることを強制しない
3)おいしく感じていないものを強制しない
・経管栄養を併用して、好きな物、おいしく感じるものを安全な程度に少量食べる方法もある
食事時間をかけ過ぎる問題
1)疲れる
2)他の楽しみごとができない
3)外出や通院に支障が生じる可能性がある
嚥下障害食
→嚥下障害を起こしている患者が誤嚥をすることなく、円滑に食事が摂取できる形態のもの
・プリン、ゼリー、豆腐のような形態
・ポタージュやくず湯のような食事
軽症の場合
・いも類の含め煮、グラタン、クリームコロッケ、コンポート、ふろふき大根、リゾットなど
・ねぎとろ、やまいも、テリーヌ、温泉卵、卵豆腐など
嚥下障害食への取り組み方
1)口腔ケアが第一
・口腔内の衛生状態は感染症の発生にも関係しており、大変重要。
2)既製品の利用
・品質管理された市販の嚥下障害食を利用することは、時間短縮、人件費(手間の)削減にとっても有効な手段である
・レトルト食品、冷凍食品、缶詰など
3)専門チームの支援
・医師、管理栄養士、言語聴覚士、看護師などの専門家によって組織された医療チームがあることを、医療機関を選ぶときの一つの判断材料にするとよい

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2018.05.30 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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