
嚥下障害と嚥下障害のための食事
生活の質(QOL)
・食べる楽しみは「人生最後の楽しみのひとつ」と言われている
患者・被介護者のQOLを高めるための柔軟な考え方
1)工夫して変化のある物を楽しく食べる
2)たくさん食べることを強制しない
3)おいしく感じていないものを強制しない
・経管栄養を併用して、好きな物、おいしく感じるものを安全な程度に少量食べる方法もある
食事時間をかけ過ぎる問題
1)疲れる
2)他の楽しみごとができない
3)外出や通院に支障が生じる可能性がある
嚥下障害食
→嚥下障害を起こしている患者が誤嚥をすることなく、円滑に食事が摂取できる形態のもの
・プリン、ゼリー、豆腐のような形態
・ポタージュやくず湯のような食事
軽症の場合
・いも類の含め煮、グラタン、クリームコロッケ、コンポート、ふろふき大根、リゾットなど
・ねぎとろ、やまいも、テリーヌ、温泉卵、卵豆腐など
嚥下障害食への取り組み方
1)口腔ケアが第一
・口腔内の衛生状態は感染症の発生にも関係しており、大変重要。
2)既製品の利用
・品質管理された市販の嚥下障害食を利用することは、時間短縮、人件費(手間の)削減にとっても有効な手段である
・レトルト食品、冷凍食品、缶詰など
3)専門チームの支援
・医師、管理栄養士、言語聴覚士、看護師などの専門家によって組織された医療チームがあることを、医療機関を選ぶときの一つの判断材料にするとよい
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