
経腸栄養剤
経腸栄養剤の補給法
・認知症の場合、日常生活を送るうえで問題がなければ、食事で必要な栄養素を摂取できれば問題ない
・認知症が進行して、記憶障害のため食事をしたことを忘れて食事の要求をしたり、食べることに興味を失うこともある
・脳血管性認知症の場合、脳血管障害で麻痺などが起こって自ら食事を取ることができずに介護が必要になる場合があり、その時は、経鼻法、胃瘻法などで栄養素を確保する
1)経口法:経口から栄養剤を摂取する方法
・食事の摂取量が少なくなると体重が減少して栄養状態が徐々に悪くなる
・栄養状態が悪くなると免疫機能の低下や疾病、創傷の治療の遅れなどを引き起こす
・そのような状態に陥る前に、栄養剤を補助的に使って不足する栄養素を補給したい
・口から飲む場合、飲む人の嗜好に合わせることを第一に、飲む人にとって不足しやすい栄養素が強化されている栄養素を選択することを第二に考える
・栄養素が強化されている栄養剤は独特の味や風味があって、飲む人の思考に合わないことがある
・特に認知症の場合、食に関する記憶障害や認知機能の障害から、嗜好に合わない栄養剤を強く拒否する可能性が高いので注意を要する
・継続して飲めると栄養素が安定的に摂取できるため、栄養状態の改善が期待できる
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