経腸栄養剤(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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経腸栄養剤

経腸栄養剤の補給法
胃瘻法のメリット
・外見が気にならない
・半固形化された栄養剤を使用することで下痢や逆流がしにくい
・チューブがみじかいので苦痛が小さい
胃瘻法のデメリット
・造設時のストレスが心身ともに大きい
・自己抜去が起こりやすい
・管理が不十分な場合、胃瘻の周りの皮膚がただれやすく、感染しやすくなる
・胃瘻が不完全な場合に重篤が合併症(腹膜炎など)を引き起こしやすい
栄養剤の使用方法のポイント
・経鼻法や胃瘻法で栄養剤を使用するポイントは、栄養剤の選択、投与スケジュール、投与量、投与体位、使用器具の衛生面などがある
栄養剤の選択
・消化吸収機能が正常であれば、1ml=1kcalの栄養剤の使用が一般的である
・しかし、合併症があると病態に合わせた栄養剤を使用することになる
・血糖に配慮したもの、腎不全や肝不全に配慮したもの、褥瘡や低栄養に配慮したものなどがある
・半固形化栄養剤は高タンパク、高脂質のものがほとんどであり、消化吸収機能が正常であることが前提となる
投与スケジュール
・栄養剤を使用するうえで問題となるのは、下痢や腹痛などの消化器症状、腹部膨満、嘔吐、逆流性食道炎、高血糖、脱水、ビタミン・ミネラルの欠乏などの合併症
・中でも下痢が一番多く、投与開始時期に起こりやすい
・下痢が起こると、腸管からの栄養素の吸収障害により、必要なエネルギーや栄養素の摂取が不十分になることや、肛門周囲が赤くただれることもある

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2018.06.08 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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