
経腸栄養剤
経腸栄養剤の補給法
胃瘻法のメリット
・外見が気にならない
・半固形化された栄養剤を使用することで下痢や逆流がしにくい
・チューブがみじかいので苦痛が小さい
胃瘻法のデメリット
・造設時のストレスが心身ともに大きい
・自己抜去が起こりやすい
・管理が不十分な場合、胃瘻の周りの皮膚がただれやすく、感染しやすくなる
・胃瘻が不完全な場合に重篤が合併症(腹膜炎など)を引き起こしやすい
栄養剤の使用方法のポイント
・経鼻法や胃瘻法で栄養剤を使用するポイントは、栄養剤の選択、投与スケジュール、投与量、投与体位、使用器具の衛生面などがある
栄養剤の選択
・消化吸収機能が正常であれば、1ml=1kcalの栄養剤の使用が一般的である
・しかし、合併症があると病態に合わせた栄養剤を使用することになる
・血糖に配慮したもの、腎不全や肝不全に配慮したもの、褥瘡や低栄養に配慮したものなどがある
・半固形化栄養剤は高タンパク、高脂質のものがほとんどであり、消化吸収機能が正常であることが前提となる
投与スケジュール
・栄養剤を使用するうえで問題となるのは、下痢や腹痛などの消化器症状、腹部膨満、嘔吐、逆流性食道炎、高血糖、脱水、ビタミン・ミネラルの欠乏などの合併症
・中でも下痢が一番多く、投与開始時期に起こりやすい
・下痢が起こると、腸管からの栄養素の吸収障害により、必要なエネルギーや栄養素の摂取が不十分になることや、肛門周囲が赤くただれることもある
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