訪問栄養食事指導(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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訪問栄養食事指導

訪問栄養食事指導で行われる内容
1)食事摂取量と栄養状態の確認
栄養素の不足と主な自他覚症状
るい痩:エネルギーが長期間不足→マラスムス(筋肉、体脂肪の著しい減少など)
毛髪:エネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラルが全体的に不足→脱毛、毛髪の形態異常
皮膚:水分不足→乾燥肌(口腔内、舌の乾燥も確認)
ビタミンA欠乏→乾燥肌、サメ肌など
ビタミンB2、B6欠乏→脂漏性皮膚炎(顏、頭などに湿疹を生じる)
爪:鉄欠乏、B12欠乏(胃切除後)→さじ状爪
口唇:ビタミンB12欠乏→口唇炎、口角炎
舌:鉄欠乏、ビタミンB12欠乏(胃切除後)→舌乳頭の萎縮(舌がすべすべに)
浮腫:タンパク質が不足→クワシオルコル(頭、腕、手足の浮腫、筋力低下など)
ビタミンB1欠乏→脚気状態による浮腫
褥瘡:エネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラルが全体的に不足
除脈:エネルギー、タンパク質、ビタミン、ミネラルが全体的に不足
貧血:鉄欠乏→鉄欠乏性貧血
葉酸、ビタミンB12欠乏→巨赤芽救性貧血
身体計測
・身長、体重、皮下脂肪厚、上腕周囲長、上腕筋囲などを計測する
・BMIから、標準、やせ、肥満の判定ができる
・皮下脂肪厚を計測すると、体脂肪量(エネルギーの貯蔵状態)を知ることができる
・上腕周囲長を計測すると、筋肉量(タンパク質の彫像状態)を知ることができる
・計測基準値との比較で栄養状態の判定ができる
・基準値の60~80%で、中等度の消耗状態、60%以下では高度の消耗状態である

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2018.06.12 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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