
昨日、受講した介護福祉士国家試験の実技試験免除となる「介護技術講習」から重要と思われる内容をご紹介します。
介護の世界では、「目標」という言葉がしばしば使われます。
「目標」と似た言葉に「目的」があります。
このふたつの言葉の意味は、もちろん違います。
「目的」とは、それにより実現もしくは達成しようとする意義を表します。
例えば、
「介護の目的は、尊厳を護ることである」
「リハビリテーションの目的は、人間らしく生きる権利の回復である」
などと、実現しようとする方向性を示すものです。
一方、「目標」は上記と異なり、目的が示す方向での、具体的な一点です。
介護における「目標」とは、一人ひとりの利用者のために、これから実現する「最も幸せな人生の状態」、もしくは、「あるべき人生」の具体像です。
・介護における目標の特徴
1.「この人がどのような人生、生活を送るのが一番よいのか」ということの具体像
2.直前の問題点の解決や対応に留まらず、将来を見据えたもの
3.多くの人に共通のものではなく、一人ひとり個別的で具体的なもの
4.到達時期を明確に設定する
5.単なる願望ではなく、将来の状態を予測し、実現可能なもの
6.インフォームド・コンセントを元につくる
7.介護、看護、保健などの寄せ集めでなく、チーム全体としてひとつのもの
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