高血圧(3)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高血圧

高血圧の原因
1)加齢
・年齢が上がることで、血管の壁が厚くなったり、弾力が失われて硬くもろくなる動脈硬化による影響
・動脈硬化が進行すると、抹消血管抵抗が強まり、血液の流れが悪くなり、心臓は全身に血液を運ぶためより強い力で血液を送り出すようになるため
・血圧の高い状態が続くと、血管の壁には大きな負担がかり、その負担に負けないため血管の壁が厚くなり、さらに動脈硬化が進行する
2)食塩のとり過ぎ
・食塩をとり過ぎると、ナトリウムの摂取量が増えて血液中のナトリウム濃度が上がる
・血液中のナトリウム濃度が高くなると、血管内に周りの水分を引き込んだり、のどの渇きが誘発されて水分を多量にとるようになる
・それに伴って血液の量が増えるため、心拍数も増加して血圧が高くなる
3)交換神経の働き
・体中に張り巡らされた自律神経は、循環器や呼吸器、消化器など全身のさまざまな活動をコントロールして、交換神経と副交感神経から構成されている
・交換神経は、血液を上げる方向に働き、副交感神経は下げる方向に働くため交換神経が活発になると、血圧が上昇する
交換神経が血圧に与える影響
・心拍数を増やす、血管を収縮させる、血液の粘り気を高める、血圧を上げるホルモンの分泌を促す
4)ホルモンの働き
・交換神経の働きが活発になると、腎臓からレニンの分泌が増し、アンジオテンシンⅡが増加する
・アンジオテンシンⅡは、腎臓の上にある副腎を刺激してアルドステロン分泌を増し、心拍出量が増すため血圧が上昇する
5)肥満
・血糖を調整するインスリンの働きが低下するインスリン抵抗性があると、インスリンの分泌量は増すが、血液中のインスリン濃度があたり、高インスリン血症となる
・高インスリン血症になると、交感神経の働きが活発になり、血圧が上昇する

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2018.07.11 07:28 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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