
先ず、聴覚障がい者とのコミュニケーション技術についてご紹介します。
聴覚障がいとは、聴力損失の程度により、軽度難聴、中等度難聴、高度難聴、重度難聴に分けられます。
また、聴覚障がいの症状として、難聴の他に、耳鳴り、耳閉塞などがあります。
具体的な対応方法をいくつかご紹介します。
・静かなところで話しかけるようにする。
・左右で聴力損失の程度差がある場合、聴力のよい側から話しかける。
・身振り、手振りなども使ってみる。
・文字でメッセージを書く筆談も用いてみる。
・対面し、口唇を大きく動かして話しかける。
・注意をひきつけてから話し始める。
・自然な速さで、繰り返し話してみる。
次に、寝たきりの高齢者とのコミュニケーション技術について、ご紹介します。
寝たきりの原因は様々ですが、寝たきりの状態をアセスメントし、その状態に適したコミュニケーション方法を探ることが大切です。
アセスメントのポイントを以下に示します。
・話しができるかどうか
・声が出せるかどうか
・言葉の発声ができるかどうか
・言葉の意味が理解できるかどうか
・感情の表出ができるかどうか
・文字が読めるかどうか
・文字が書けるかどうか
特に、寝たきりの方に対しては、
・寝たきりにさせない
・残存機能を生かしていく
といったことを目標に、生活意欲を引き出すようにします。
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