主な精神症状(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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主な精神症状

思考
→表象や言語などを用いて論理的に進められる、人間の知的で抽象度の高い精神活動のひとつ
・思考の障害は、思考過程の異常、思考内容の異常、思考体験の異常の3つに分類される

1.思考過程の異常(思路障害)
観念奔逸(かんねんほんいつ)
→そう状態の際、次々に考えが浮かび、飛躍し、話の展開が早い状態
・話の主題の関連は保たれるば、意図した話題とはかけ離れてしまう
・指摘すると、修正して元の話に戻ることもできる
思考制止
→うつ状態の際、観念が思うように浮かばず、判断力も低下し、進み方も遅くなる
・質問への返答に時間がかかる
・観念奔逸の対極的症状
思考途絶
→考えが急に途絶えて、話が続かず黙り込む状態
滅裂思考
→考えが脈略なく出てきて、話の前後の関連性を欠き、何の話をしているか理解できない状態
連合弛緩
→滅裂思考ほど極端ではなく、かろうじて話の内容を理解できるが、まとまりの悪い状態
思考錯乱
→滅裂思考委と同様の状態を呈するが、意識障害によって引き起こされている状態
迂遠思考
→思考目標は見失われないが、話が回りくどく、非常に時間がかかる状態
保続
→一度浮かんだ考えを変えられず、機械的に繰り返して先に進めない状態
・話だけでなく、書字や動作でも認められる
・前頭側頭型認知症などで特徴的

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2018.09.14 08:30 | 精神障害 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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