主な精神症状(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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主な精神症状

感情の障害
感情
→快・不快、喜怒哀楽などという自己の「状態」で、状態意識(状態についての意識)とも呼ばれる
1.病的感情
不安と恐怖
・不安は対象のたい漠然とした恐れを意味する
・恐怖は明確な特定の対象がある恐れを意味する
恍惚(こうこつ)
→あまりの幸福感に自分自身がなくなったように感じ、自分が現実世界とは別の絶対的なものに融合し、合一したように感じる状態をいう
両価性(アンビバレンス)
→同一の対象に愛と憎しみ、快と不快などの相反する感情、態度、傾向を抱くことをいう
2.気分の障害
抑うつ気分
→悲哀感、憂うつ感を中心とした気分をいい、行動が億劫になり、不眠や食欲不振を伴うことが多かったり、劣等感や罪責感をもつこともある
爽快気分
→動機もなく気分が爽快で高揚し、明るく陽気な状態で、欲動が亢進し、多弁・多動になる
・躁状態の中心症状
多幸症
→状況にそぐわず、にこにこしているなど、器質性疾患や酩酊(めいてい)でみられる
気分変動症
→気分の持続性の障害で、気分が不安定で変わりやすく、極端から極端に揺れる
児戯(じぎ)的爽快
→深みがなく子どもじみている表面的な朗らかさで、統合失調症の破瓜(はか)型や慢性例でみられる

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2018.09.17 07:12 | 精神障害 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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