主な精神症状(7)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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主な精神症状

意欲・行動の障害
3.緊張性症候群
カタレプシー
→意思発動性の低下と被明示性の亢進により、多動的に四肢を動かしたり、一定の姿勢を取らせると、長時間その姿勢を取り続ける
反響言語・反響動作
→意思発動性の低下により、相手の言葉や動作を無目的にオウム返しする
常同症
→状況に応じて、目的に合わせた行動をとることができず、同じ動作を繰り返す
・例えば、身体を前後に揺らす、顔をしかめるなど
拒絶症
→他者からの口頭指示や身体的な誘導すべてに対して拒否的な態度をとる
無言・緘黙(かんもく)
→意識があるにもかかわらず、まったく発話しない
※上記は、緊張病の特徴的な状態像である
知覚の障害
知覚
→感覚器が受容した単純な情報(明暗、色、形、音、温冷、匂い、味)が、より高次の脳の情報処理過程を経ることによって、対象の印象(形態や性質)を捉える働きのこと
1.知覚の変容
感覚過敏
→外界からの刺激が通常より強く感じられること
・聴覚過敏や視覚過敏などがある
感覚鈍麻
→外界からの刺激が通常より弱く感じられること
錯覚
→実際にあるものを誤って知覚すること
・錯視:動物を人と間違えたりすること
・錯聴:機械の音を人の声と間違えたりすること
・パレイドリア:壁のシミや雲の形から、人の顏や動物の姿を見出すこと
※それが実際には壁のシミや雲とわかっている点で、通常の錯覚とは異なる

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2018.09.20 05:21 | 精神障害 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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