慢性疾患患者への対応(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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慢性疾患患者への対応

生活指導の進め方
1.患者との信頼関係の構築
・慢性疾患患者とのかかわり長期になるため、まずはお互いの信頼関係を構築することが大切
・在宅看護がかかわる慢性疾患患者では、期待される生活行動がとれなかったり、メディカルデータと現状がずれているなど、健康上の問題が明確化していることが多い
・患者に起こっている問題をはじめから否定するのではなく、患者の背景や生活習慣、価値観を受け止め、受容する姿勢で取り組むことで信頼関係を構築する
2.患者のセルフケア能力
・慢性疾患の治療では、日常のささやかなことにも注意を払わなければならないため、患者自身のセルフケア能力が非常に重要になってくる
・セルフケア能力は患者自身の要因に加え、患者が置かれている環境によっても大きく左右される
3.到達目標の設定
・到達目標は、治療として期待される到達目標と、患者が実行できる到達目標の設定が必要
・本人のセルフケア能力や家族のサポート力、住環境や職場環境などさまざまな要因から影響を受ける
・長期にわたる生活行動の変容には苦痛を伴うことが多く、目標をクリアできたという達成感は患者のモチベーションの維持につながり、次の目標への動機付けにもなる
・目標設定は、それらの事も考慮し、患者と十分に協議して設定する

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2018.11.19 08:33 | 訪問看護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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