
慢性疾患患者への対応
生活指導の進め方
4.指導内容と指導方法の選定
・患者への指導は、緊急性が高いものを除いては、患者が実行しやすい内容のものから開始し、患者の学習スタイルに合った方法で実施する
・在宅ケアチームのメンバー内でもそれらの情報を共有し、訪問介護や通所サービスなど、あらゆる場面を通して一貫して援助できるような体制をつくる
5.実施
・生活指導は実施計画に従って実施し、その内容を記録して定期的に評価する
・慢性疾患では、長期的に指導が必要なため、評価を次の計画に活かして実施していくことが重要
※生活指導は、患者との信頼関係の構築→患者のセルフケア能力の把握→到達目標の設定→指導内容と指導方法の選定→実施の段階で勧めていく
セルフケア能力に影響する要因
個人の要因
・年齢、性別
・発達状態(段階)
・健康状態
・生活状況(教育、職業、職歴、健康観、宗教や信念・信情、家族の中での位置と役割、家族の経済)
・生活パターン
環境の要因
・住環境
・家族関係
・地域社会環境
・職場環境
・利用可能な社会資源
能力の側面
・感覚および知覚の程度
・新しい情報の学習と獲得の程度
・内省、推論する力の程度
・情報への関心の程度
・コミュニケーション能力
・意思決定する力
・セルフケアのニーズの理解とセルフケアへの意欲
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