
ターミナル期患者の看護
在宅におけるターミナル期
ターミナル期における末期の定義
→現代医療において可能な集学的治療の効果が期待できず、積極的治療がむしろ不適切と考えられる状態で、生命予後が6ヶ月以内と考えられる段階
ターミナル期の患者
→ガン末期の患者だけでなく、高齢により全身の衰弱が著しいなど、積極的な医療による治療の見込みがなくなり、死期が近いと予測される患者
在宅におけるターミナルケア
・住み慣れた自宅で患者がその人らしく生命とまっとうできるように支援していくことが求められる
ターミナル期の特徴
・患者のQOLをできるだけ高めることが重要
・特有な身体症状の障害(全身倦怠感、食欲不振、痛み、便秘など)が、生存期間が1ヶ月以内から出現しており、これらのことを十分理解した上で患者を観察し、アセスメントすることが重要
・がんでは、強い痛みやさまざまな症状が出現し、日常生活に支障をきたす場合もあれば、高齢者がゆるやかな経過をたどって死に至る過程とでは相違がある
ホスピスの理念
→身体的苦痛のコントロールがきちんとできなければ、患者はそれ以外の側面(心理社会的問題など)には向き合えない
・痛みのほかにさまざまな症状がみられるターミナル期においては、そのコントロールが重要
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