
ターミナル期患者の看護
痛みのコントロールの目標
・夜間に痛みなく眠れること
・安静時および動作時に痛みがないこと
鎮痛薬投与の基本原則
・経口的に、時間を決めて、除痛ラダーに沿って、個別的な量で、細かい配慮をもって行う
・鎮痛効果とそれに対する副作用を日々評価し、患者にとって最適な方法が選択できるようにする
ターミナル期でのさまざまな苦痛や症状
・全身倦怠感、食欲不振、痛み、発熱、咳、呼吸困難、不眠、浮腫、口渇
その他の症状のコントロール
・患者の生育歴、心理的・情緒的傾向、疾病に対する理解力、家庭構成、職業、結婚歴、経済状況、趣味、宗教、人間関係の持ち方、困難な事態をどのように乗り越えてきたかなどの人となりについても情報を収集する
・患者は今後どのように最後を過ごしたいのか、という考え方にこれらの要素は深く関係しており、ケアしていくうえで重要な情報である
精神的ケア
・キューブラー・ロスは、死にゆく患者がたどる心理プロセスとして、否認、怒り、取引、抑うつ、受容の5段階があると述べている
・その段階は、病状の経過とともに行きつ戻りつすると言われている
・これらの患者の揺れる気持ちの理解に努め、揺らぎに向き合う姿勢が求められる
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