ターミナル期患者の看護(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ターミナル期患者の看護

家族へのかかわり
・ターミナル期にある患者をケアする際、患者とその家族を一単位の援助対象ととらえることが大切である
・家族の中の1人ががんになるということは、家族全体に強い衝撃を与える
・ときに、患者本人よりも家族の受ける衝撃の方が大きい場合もあり、専門家による精神的なサポートが必要になる場合もある
終末期の家族のニーズ
・患者の状態を知りたい
・患者の側にいたい
・患者の役に立ちたい
・感情を表出したい
・医療者から受容と支持と慰めを得たい
・患者の安楽を保証してほしい
・家族メンバーより慰めと支持を得たい
・死期が近づいたことを知りたい
・患者-家族間で対話の時間を持ちたい
・自分自身を保ちたい
悲嘆への援助
・悲嘆には、予期悲嘆と死別後の喪失悲嘆とがある
・予期悲嘆とは、死別が近い将来に必ず起こるという事実がある場合、その死別を予期として嘆き悲しむこと
・喪失悲嘆とは、死別によって起こってくる悲嘆のこと
・ターミナル期の患者をもつ家族に対しては、死別を予期して嘆き悲しむ予期悲嘆への援助を行っていく
・家族が患者の死を受け入れられるよう、気持ちの準備を始める援助を行う
・患者との死別後に家族が前向きに生きていけるように、家族を支えることも大切である

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2018.11.28 05:00 | 訪問看護 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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