
ターミナル期患者の看護
家族へのかかわり
・ターミナル期にある患者をケアする際、患者とその家族を一単位の援助対象ととらえることが大切である
・家族の中の1人ががんになるということは、家族全体に強い衝撃を与える
・ときに、患者本人よりも家族の受ける衝撃の方が大きい場合もあり、専門家による精神的なサポートが必要になる場合もある
終末期の家族のニーズ
・患者の状態を知りたい
・患者の側にいたい
・患者の役に立ちたい
・感情を表出したい
・医療者から受容と支持と慰めを得たい
・患者の安楽を保証してほしい
・家族メンバーより慰めと支持を得たい
・死期が近づいたことを知りたい
・患者-家族間で対話の時間を持ちたい
・自分自身を保ちたい
悲嘆への援助
・悲嘆には、予期悲嘆と死別後の喪失悲嘆とがある
・予期悲嘆とは、死別が近い将来に必ず起こるという事実がある場合、その死別を予期として嘆き悲しむこと
・喪失悲嘆とは、死別によって起こってくる悲嘆のこと
・ターミナル期の患者をもつ家族に対しては、死別を予期して嘆き悲しむ予期悲嘆への援助を行っていく
・家族が患者の死を受け入れられるよう、気持ちの準備を始める援助を行う
・患者との死別後に家族が前向きに生きていけるように、家族を支えることも大切である
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