膀胱留置カテーテル(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

DSC_0036_convert_20150514081813.jpg

膀胱留置カテーテル

膀胱留置カテーテル
→カテーテルを一定期間、膀胱内に挿入して留置し、尿を対外に排出する
膀胱留置カテーテルの適応
・完全尿閉や不完全尿閉が持続する場合
・創傷部を汚染する可能性がある場合
・全身麻痺下の手術中および手術後の尿量管理
・全身の安静を必要とする場合
・時間ごとの尿量測定や水分出納管理が必要な場合
・激しい頻尿で睡眠が妨げられている場合
・末期の患者で排尿により、患者の安楽が損なわれる場合
膀胱留置カテーテルの合併症
尿路感染
・膀胱留置カテーテル挿入中は、合併症に注意しなければならない
・主な感染経路は、カテーテル挿入部、カテーテルと蓄尿パックの排液口
尿路感染の予防
・膀胱留置カテーテルにかかわる処置を行う際は、手洗い、手袋の装着を徹底し、細菌を媒介しないように心がける
・カテーテル挿入、交換は感染予防のため、無菌操作で行う
・尿道口は、カテーテルに対する異物反応により分泌された粘液が付着しやすく、汚染されやすい
・できる限り陰部洗浄を行い、陰部の清潔保持に努める
・カテーテルと蓄尿パックの接続部が感染経路となる場合が最も多いため、閉鎖式導尿システムを導入し、接続部の不必要な開放を避ける
・尿の逆流を防止し排出を促すため、蓄尿パックは膀胱より低い位置に置く
・排出口からの細菌侵入を防止するため、蓄尿パックは床に付かないようにする
・カテーテルの屈曲や閉塞がないかは、随時観察しなければならない

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2018.12.01 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ医療膀胱留置カテーテル(1)












管理者にだけ表示