膀胱留置カテーテル(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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膀胱留置カテーテル

尿路結石
→尿路に留置された異物(膀胱留置カテーテル)を核として、尿中に排出された難溶性の物質が結晶化して成長したもの
・結石には、酸性尿で生じるものとアルカリ性で生じるものがあり、尿路感染がある場合、尿は強いアルカリ性となり結石を生じやすくなる
尿路結石の予防
・水分制限がなければ、尿量を増やすため飲水を促す
・クランベリージュースやビタミンCは、細菌の繁殖を抑え、尿のアルカリ化の予防に効果的なため、摂取を勧める
・シリコンコーティングのカテーテルなど、尿中の浮遊物が付着しにくい素材のカテーテルを選択することも有効である
膀胱刺激症状、膀胱留置カテーテルからの尿漏れ
・膀胱留置カテーテルによって膀胱や尿道粘膜が刺激され、膀胱炎症状を呈することが多い
・カテーテル留置によって細菌感染が起こり、それが膀胱刺激症状につながることもある
膀胱刺激症状、膀胱留置カテーテルからの尿漏れの予防
・カテーテルの屈曲や閉塞に注意する
・カテーテルの材質を粘膜刺激の少ないものへ変更する
・カテーテルの固定位置を変更する
萎縮膀胱
→膀胱留置カテーテルの留置が長期化すると、膀胱壁の進展、収縮の機能が低下し、廃用性萎縮を起こす
・カテーテル留置による膀胱の慢性炎症性変化のため、排尿筋の進展性が損なわれ、膀胱用量が減少する
萎縮膀胱の予防
・可能であれば、カテーテルはできる限り早期に抜去し、膀胱壁の機能回復を促す

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2018.12.02 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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