
経管(経鼻)栄養法
緊急時の対応
経鼻胃管チューブの抜去、閉塞(滴下不良)
・固定が不適切であったり、体動で引っ張られるなどで経鼻胃管チューブが抜けることがあるため、チューブが引っ張られない位置にしっかり固定し、テープが剥がれてきているときには貼り替える
・療養者の意識状態の低下、理解不足、精神的ストレスにより自己抜去する場合、栄養剤注入中に抜去されることのないよう十分注意する
・患者のストレスが強い場合は、胃瘻や腸瘻の造設も検討する
・栄養剤・薬剤の溶解不足、チューブの汚れ・屈曲などにより、チューブの閉塞や栄養剤の滴下不良が起こる場合、栄養剤注入前にシリンジで胃内容物を吸引できなかったり、空気が注入できない
・注入しても気泡音が聞こえない場合には、チューブの閉塞や抜去が考えられるため、栄養剤を注入しないようにする
・チューブが閉塞した場合、微温湯20ml程度をシリンジで注入する
・それでも流れない場合、チューブを交換する
・緊急時の入れ替えに対応できるよう、チューブなどの物品は予備のものを医師に準備してもらい、自宅にストックしておく
腹痛・嘔吐
・風邪、感染症、下痢、便秘、胃炎、胆石、腸閉塞などの原因が考えられる
・バイタルサイン、症状をアセスメントして、主治医に報告し、指示を受ける
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 経管(経鼻)栄養法(4)
- 経管(経鼻)栄養法(3)
- 経管(経鼻)栄養法(2)
- 経管(経鼻)栄養法(1)
- 膀胱留置カテーテル(3)