経管(経鼻)栄養法(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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経管(経鼻)栄養法

緊急時の対応
経鼻胃管チューブの抜去、閉塞(滴下不良)
・固定が不適切であったり、体動で引っ張られるなどで経鼻胃管チューブが抜けることがあるため、チューブが引っ張られない位置にしっかり固定し、テープが剥がれてきているときには貼り替える
・療養者の意識状態の低下、理解不足、精神的ストレスにより自己抜去する場合、栄養剤注入中に抜去されることのないよう十分注意する
・患者のストレスが強い場合は、胃瘻や腸瘻の造設も検討する
・栄養剤・薬剤の溶解不足、チューブの汚れ・屈曲などにより、チューブの閉塞や栄養剤の滴下不良が起こる場合、栄養剤注入前にシリンジで胃内容物を吸引できなかったり、空気が注入できない
・注入しても気泡音が聞こえない場合には、チューブの閉塞や抜去が考えられるため、栄養剤を注入しないようにする
・チューブが閉塞した場合、微温湯20ml程度をシリンジで注入する
・それでも流れない場合、チューブを交換する
・緊急時の入れ替えに対応できるよう、チューブなどの物品は予備のものを医師に準備してもらい、自宅にストックしておく
腹痛・嘔吐
・風邪、感染症、下痢、便秘、胃炎、胆石、腸閉塞などの原因が考えられる
・バイタルサイン、症状をアセスメントして、主治医に報告し、指示を受ける

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2018.12.05 07:58 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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