くも膜下出血

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くも膜下出血

くも膜下出血
→脳を覆う3層の膜のうち、軟膜とくも膜の間に出血して脳を圧迫する疾患
・比較的若い年齢の人にも発症する
・脳の血管にこぶ(脳動脈瘤)があり、脳の血管の形成異常がある場合は、喫煙、高血圧、大量飲酒などが危険因子となる
・意識障害、麻痺、失語が残ることもある
症状
・突然の激しい頭痛
・嘔吐、けいれん、意識障害
・ものが二重に見える、まぶたが閉じられなくなる(動眼神経麻痺)
・発症後10日くらい経ってから水頭症が起こることがある
※水頭症:頭蓋の中に脳脊髄液がたまり、脳を圧迫して歩行障害、もの忘れ、尿失禁などの症状を引き起こす
治療法
薬物療法
・再出血を防ぐ薬剤
・血管の収縮やけいれんなどを抑える薬剤 
・慢性期には降圧薬や脳循環、代謝改善薬が用いられる
・脳の浮腫を抑える薬剤
手術療法
・再出血を防ぐために手術を行う
・脳動脈瘤を金属のクリップで止めるクリッピング術
・動脈瘤に金属のコイルを詰める脳動脈瘤コイル塞栓術
・水頭症が起こった場合は、脳の中にたまった髄液を腹腔に流して吸収させる脳室・腹腔シャント術を行う
リハビリ
・症状が落ち着いてきたらなるべく早くリハビリを行う
・脳梗塞や脳内出血の場合と同様、入院中はベッドから起きる、歩行、トイレ動作などのリハビリが行われる
・退院後はデイケア、デイサービス、訪問リハビリを利用しながら、歩行、食事摂取、トイレ、入浴、着替えなどの自立を目指す

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2018.12.13 07:42 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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