
鼠径ヘルニア
鼠径ヘルニア
→腹膜や腸の一部が、鼠径部の筋膜の間から皮膚の下に飛び出てくる(脱腸)
・鼠径管という部分を通って飛び出る外鼠径ヘルニア、鼠径管を通らない鼠径ヘルニアがある
・男女比は4:1から8:1で男性に多い
・鼠径管のやや下の大腿管から飛び出る大腿ヘルニアは女性に多い
治療法
・立ったときや、おなかに力をいれたときに、鼠径部が膨らみ、不快感や痛みを伴うこともある
・指で押さえると膨らみが引っ込む
・飛び出したものが急に硬くなったり、押さえても引っ込まなくなり、腹痛や嘔吐が出る「嵌頓(かんとん)」になることもある
治療法
手術療法
・腹痛や腸の一部が飛び出している筋膜の隙間(ヘルニア門)を、メッシュのシートで閉じる手術を行う
・嵌頓(かんとん)が起こった場合は、緊急手術となり、開腹手術や腸の切除が必要なこともある
日常生活の注意点
・手術は通常、局所麻酔や硬膜外麻酔により、2泊3日あるいは日帰りで行われ、痛みがあれば鎮痛薬を使用し、手術当日より離床を勧める
・退院後は通常の生活を送れるが、力仕事や激しい運動は2から3週間避ける
・手術した側の再発は少ないが、反対側に起こることがあるので、日ごろからよく観察しておく
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