
前立腺肥大症
前立腺肥大症
→前立腺は50歳前後から肥大し、進行すると尿道を圧迫して排尿障害が起こる
・80歳男性では、9割に前立腺肥大症がみ認められるとされる
症状
・尿が出にくい、尿が漏れる
・尿が全くでなくなることもある(尿閉)
・頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿などの刺激症状もみられる
・排尿障害の症状では、前立腺がんなどでも起こるので注意が必要
・仕事、旅行などが制限され、夜間の頻尿による睡眠不足などに悩まされる
治療法
薬物療法
・α1遮断薬:膀胱や前立腺の筋肉をゆるめて尿が出やすいようにする
・5α還元酵素阻害薬:男性ホルモンの働きを抑えて前立腺が肥大しないようにする
・抗アンドロゲン薬:肥大した前立腺を小さくする効果があるが、性欲減退などの副作用がある
・植物製剤や漢方薬も用いられる
手術療法
・手術には内視鏡手術(TUR-P)、レーザー手術(HoLEP)などがある
・症状が軽い場合は、そのまま様子をみる(経過観察)
・症状に応じて薬物療法、手術などの治療が行われる
・薬剤で良くならない場合、重症の場合、尿閉の場合などは手術を考慮する
日常生活の注意点
・食事は刺激物、高脂肪、高タンパクのものを避ける
・飲酒は控えめに
・水分補給はしっかり行う
・排尿は我慢しない
・ウォーキングなど、適度な運動を行う
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