
神経因性膀胱
神経因性膀胱
→排尿をコントロールしている神経の働きが障害され、排尿の異常が起こる
・脳卒中後遺症、パーキンソン病、脊髄損傷などが原因で起こる
・糖尿病が進行して起こることもある(糖尿病による神経の障害により尿意が起こりにくくなる)
症状
・頻尿
・尿が漏れる(尿失禁、膀胱に尿がたまり過ぎてあふれてしまう)
・尿が出にくい、尿閉(排尿をコントロールする神経の麻痺)
治療法
薬物療法
・原因となっている病気や症状により治療法が異なる
・頻尿、尿失禁には、抗コリン薬が使われる
・残尿がある場合はα1遮断薬が使われる
・α1遮断薬は尿道の筋肉をゆるめて尿を出す働きがある
排尿訓練
・排尿障害に対しては、尿の勢いを強くする目的で、排尿時に手で下腹部をぎゅっと圧迫して腹圧も利用する排尿訓練を行う
日常生活の注意点
・水分を十分に摂る
・膀胱留置カテーテルを使用しているときは感染症に注意する
・症状に合わせて機能障害の軽減法を考慮する
・感染症、前立腺肥大症などの合併がないかを確認する
・基礎にある疾患の治療薬が排尿障害の原因になっていないか、処方内容を確認する
・尿閉、残尿量が多い場合は、専門医に紹介する
服薬管理
・薬剤の効果や副作用を知っておく
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