ノロウイルスによる感染性胃腸炎

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ノロウイルスによる感染性胃腸炎

ノロウイルスによる感染性胃腸炎
→ノロウイルスが主に手指や食品などを介して経口で感染し、腸管で増殖する
・感染者のノロウイルスが大量に含まれる糞便や嘔吐物から、人の手などを介して二次感染するほか、人同士が接触して飛沫感染したり、汚染された二枚貝、井戸水などから感染することもある
・潜伏期間は1から2日
症状
・腰痛、下痢、吐き気、37度台の発熱で、風邪のような症状で終わることもある
・症状が続く期間は、1から2日
・下痢、嘔吐、発熱による出す症状にも注意が必要
治療法
対処療法
・ノロウイルスの抗ウイルス薬はないので、対処療法を行う
・脱水症状が強い場合は輸液で水分と電解質を補う
・下痢止めは、回復を遅らせることがあるので使用しない
・食事は消化のよいものを少しずつとる
日常生活の注意点
・水分と栄養の補給を十分に行う
・高齢者は、脱水症状や体力の消耗が進みやすいので、症状の変化に注意する
・嘔吐によるのどの痛みや出血、下痢による肛門周囲のかぶれなどのケアも心がける
・症状が治っても、発症後1週間程度は二次感染期間なので、本人の排泄後の手洗い、介護者の感染予防に気を付ける
・汚物や下痢を処理するときは、次亜塩素酸が有効

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2019.01.08 10:50 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(2) |
トップページ医療ノロウイルスによる感染性胃腸炎

Kouさん
コメント、ありがとうございます。
参考になれば幸いです。

2019.01.09 06:56 URL | Tokio #- [ 編集 ]

いつも目から鱗!の実体験をさせていただいております。ありがとうございます。
生前、母をお願いしていた施設でノロウイルスが発生したとのことで自宅に帰されて来たのを思い出しました。
下痢止めは使用しないほうが良いというのは初めて知りました。下痢は下痢止めで…が当たり前と思っていました。勉強になりました。ありがとうございました。

2019.01.08 11:06 URL | Kou #- [ 編集 ]













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