MRSA感染症

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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MRSA感染症

MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症
→一般的によく使われている抗菌薬が効きにくくなった黄色ブドウ球菌をMRSAという
・抵抗力が低下した人に感染しやすく、一般的な抗菌薬が効かず治りにくい
・抵抗力が極度に低下した人、大きな手術のあと、重症のやけど、中心静脈栄養中の場合は重症化しやすい
・保菌しているだけなら問題はない
症状
・咳、くしゃみ、発熱、下痢など
・体力が極度に低下した人では、髄膜炎、肺炎、感染性心内膜炎、腹膜炎、腸炎、敗血症など
治療法
薬物療法
・抗MRSA薬の投与(バンコマイシン、テイコプラニン、アルベカシン、リネゾイド、ダフトマイシン)
・高齢者の場合、抗菌薬の副作用で、腎障害や肝障害が起こりやすい
・バンコマイシンには聴力低下の副作用もある
日常生活の注意点
・病院では原則として、MRSAに感染している患者は隔離する
・施設介護や在宅介護の場合、手洗い、手指消毒、褥瘡処置や排泄物および体液に触れる時はフラスチック手袋とマスクを着用し、手荒れを防ぐ
・健康な人ならMRSAに感染しても免疫機能によって菌は駆除される
服薬
・抗菌薬などが処方されている場合、指示通り服薬し、副作用に注意する

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2019.01.10 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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