がん末期

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がん末期

がん末期
→がんが進行したことにより「現代医療において可能な集学的治療の効果が期待できず、積極的治療がむしろ不適切と考えられる状態で、生命予後が6ヶ月以内と考えられる」状態
※実際には、予後の予測は難しい
・がん細胞から炎症物質が分泌され、全身に慢性炎症が及ぶ
症状
・がんによる炎症、がん細胞から分泌される物質によって痩せていく
・呼吸や嚥下に必要な筋肉が萎縮し、呼吸困難や嚥下困難が起こる
・心臓や内臓の筋肉も衰えるため、内臓の機能や物質の代謝も低下する
・脳神経系にも影響が及び、抑うつやがん性疼痛を引き起こす
・造血機能が低下し、がん性貧血となる
・腹水や胸水、浮腫が現れる
治療法
対症療法(緩和ケア)
・がん性疼痛に対しては、WHOによる「除痛ラダー」に従い、痛みの程度に応じた段階的な疼痛治療を行う
・食欲不振や嚥下困難、発熱、吐き気や嘔吐、呼吸困難、喀痰困難、便秘、下痢、だるさや不眠などに対しては、対症療法で苦痛を和らげる
・腹水による強い腹満感、胸水による呼吸困難は、たまった水を抜く腹腔穿刺(せんし)、胸腔穿刺を行うことがある
・不安や恐怖心、悲しみなど、精神的な苦痛に対しては、精神安定薬、抗不安薬、抗うつ薬など薬物療法のほか、カウンセリングや、各種セラピーが行われることもある
・がんの苦痛は「全人的苦痛」と言われ、これらすべてを網羅するケアが行われる

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2019.01.30 07:15 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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