最近、よく耳にする「ロコモティブシンドローム」についてご紹介します。
高齢になると、膝や腰の痛みにより、体を動かしずらくなり、中には、要介護や寝たきりといった歩行障害が起きる人もいます。
このように、体を動かす機能が適切に働かないことで歩行障害になった状態や、歩行障害になる危険性が高い状態を「ロコモティブシンドローム」(略してロコモ)と呼びます。
ロコモティブシンドロームとは、日本語では「運動機能障害」と言います。
体を動かすときに働く、骨、筋肉、軟骨、関節、神経などを総称して「運動器」と呼びます。
私たちが動くためには、これらの運動器が互いに連携して機能しています。
運動器のうちどれかひとつが悪くなると、他の運動器がその機能を補おうとします。
この状態が長い間続くと、補っている運動器にも悪影響が及び、痛みが生じることがあります。
どこかに痛みが現れた場合、運動器が全身を支えきれなくなったと考えます。
従来、運動器の病気は、個別の問題として捉えられていましたが、ロコモティブシンドロームの考え方では、運動器全体の問題として捉えます。
ロコモティブシンドロームは、知らないうちに進行していることが多く、放っておくと、介護が必要になったり、寝たきりになることがあります。
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- ロコチェックから分かること
- ロコチェックとは
- ロコモティブシンドロームとは
- 足の爪の手入れと治療法
- 深爪による悪循環と予防法