
地域福祉の歴史と理念
イギリスのコミュニティケア
5)ウルフェンデン報告(1978年)
・「福祉多元主義」という言葉を使い、福祉サービス供給における民間部門の拡大を提唱した
6)バークレイ報告(1982年)
・ソーシャルワーカーの役割と任務について述べ、コミュニティ・ソーシャルワークについて提案を行った
7)グリフィス報告(1988年)
・コミュニティケアに関して地方自治体が責任をもつこと
・サービスの購入者と提供者を分離し、地方自治体は個人のアセスメントに基づいて必要なサービスを営利・非営利を含む多元的な供給主体から購入することなどが提案され、効率的な資源供給のためのマネジメントの重要性について言及した
・同報告に基づき、1990年「国民サービス及びコミュニティケア法」が制定された
・「国民サービス及びコミュニティケア法」は、地方自治体が必要なサービスを多様な供給主体から購入し、継ぎ目のないサービスを提供することを目的のひとつとしている
8)コンパクト(1988年)
・ブレア政権は、ボランタリーセクターやコミュニティの役割を重視し、政府セクターとボランティアセクターが、コンパクトと呼ばれる協約を結ぶ政策を実施した
・行政とNPO双方が協働する際に遵守すべきルールをあらかじめ定めた(法的拘束力をもたない)紳士協定
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