
医療ソーシャルワーカー
医療ソーシャルワーカーとは
→医療機関などにおける福祉の専門職で、病気になった患者や家族を社会福祉の立場からサポートする人のこと
医療ソーシャルワーカーの歴史
1)イギリス
・医療ソーシャルワーカーの起源は、1895年、ロンドンのロイヤル・フリー・ホスピタル(王立施療病院)に、COS(慈善組織協会)総領事のロックが、アーモナー(施設への入所の可否を決定する役人)としてスチュアートを配置したこととされている
2)アメリカ
・1905年、医師のキャポットは、全人的な医療のためにはソーシャルワーカーの機能が病院においても重要と考え、マサチューセッツ総合病院に最初のソーシャルワーカーを採用した
・キャボットが2人目に採用したキャノンは、医療ソーシャルワーカーの普及に努めたことで知られている
3)日本
・1929(昭和4)年、アメリカで学んだ浅賀ふさが、医療ソーシャルワーカーとして、聖路加国際病院に着任した
・1947(昭和22)年、GHQ(連合国軍総司令部)主導のもと、保健所に医療社会事業員を置くことが規定された
・1958(昭和33)年、「保健所における医療社会事業の業務指針」が策定された
・1989(平成元)年、医療ソーシャルワーカーが専門職であることを明確化するために、「医療ソーシャルワーカー業務指針」が策定され、2002(平成14)年に改正された
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 医療ソーシャルワーカー(3)
- 医療ソーシャルワーカー(2)
- 医療ソーシャルワーカー(1)
- 価値のハイラキー
- ソーシャルワーカーの倫理的ジレンマ