アルコール依存症(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

044_convert_20140116054659.jpg

アルコール依存症

アルコール依存症
・2014年の患者調査では、患者数は約60000人(うち、8割が男性)
・DSM-5では、「アルコール使用障害」という用語が採用されている
ICD-10の診断基準
・以下の6項目のうち、3項目以上が過去1年間のある時期に認められる
1)飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感
2)飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動をコントロールすることが困難
3)禁酒あるいは減酒したときの離脱症状
4)はじめはより少量で得られたアルコールの効果を得るために、使用量を増やさなければならないような耐性の証拠
5)飲酒に代わる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるを得ない時間やその効果からの回復に要する時間が延長
6)明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒の継続
離脱症状
・身体依存が形成されると、今度はアルコールを急激に中断したときに離脱症状が生じる
・出現の時間的経過から、早期離脱症状(小離脱)、後期離脱症状(大離脱)に分かれる
早期離脱症状(小離脱)
・飲酒を止めて数時間すると出現し、不安焦燥と手指の振戦、自律神経症状(発汗、動悸、血圧上昇、発熱)などがみられる
後期離脱症状(大離脱)
・飲酒を止めて2から3日で生じる振戦せん妄の状態
・幻視(小動物や虫など)、見当識障害、興奮などがみられる

↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓
にほんブログ村 介護ブログ 介護職へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
関連記事
2019.04.19 09:14 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
トップページ精神疾患アルコール依存症(1)












管理者にだけ表示