
精神保健
予防精神医学
・カプランは、地域精神医学を「予防精神医学」と呼び、第一次予防、第二次予防、第三次予防という概念に分けて考えた
第一次予防
・精神障害をはじめとするメンタルヘルス不調の発生を未然に防ぐための取り組み
・健康増進や疾病予防のための「健康教育」や「保健指導」を行う
第二次予防
・病気を早期に発見し、迅速に適切な対応を取るための取り組み
・早期発見し、治療を受けることによって病気の重症化を防ぐ
第三次予防
・現在の病状を適切に把握・管理し、病気の重症化を防ぐための取り組み
・リハビリテーション等により機能回復を図り、後遺症の予防、社会復帰、再発防止を目指す
地域精神保健活動の3つの対象
積極的精神保健
・地域住民を対象として、こころや身体の健康維持、生きがいづくりを行う
支持的精神保健
・精神疾患に罹っている人や医療を中断しがちな人を支援する
総合的精神保健
・地域の精神障害者を支援するための拠点づくりやボランティアの育成等を行う
危機のプロセスモデル
・フィンクは、危機を体験した人がたどる心理的プロセスを4つの段階で説明した
1)衝動:強烈な不安、パニック
2)防衛的退行:無関心、現実逃避、否認、抑圧
3)承認:無感動、怒り、抑うつ、苦悶、深い悲しみ
4)適応:不安の減少、新しい価値観
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