
相談援助の理念
アドボカシー(権利擁護)
・ソーシャルワーカーが、クライエントの生活と権利を擁護するため、援助過程において積極的に弁護活動(代弁)を展開する方法
分類
1)ケースアドボカシー
・個人または家族の権利を擁護する
2)クラスアドボカシー
・同じ課題を抱えた特定の集団の代弁や制度の改善・開発を目指す
3)セルフアドボカシー
・自分自身で権利を主張したり、ニーズ実現のための自己決定等を行う
4)シチズンアドボカシー
・同じ地域で暮らす市民が、権利の抑圧を受けている他の市民の権利獲得やニーズ実現のために援助する
5)リーガルアドボカシー
・弁護士や法的な訓練を受けた人が、法律を利用して権利獲得やニーズ実現を行う
機能
1)調整機能
・利用者とサービス提供者の間で個別に行われるケースアドボカシーのこと
2)介入機能
・クライエントが地域福祉政策を活用できるように介入すること
3)変革機能
・解決困難な課題に対して、変革主体者・弁護的変革者としての役割を果たすこと
4)発見機能
・当事者の置かれている環境や状況に関する問題発見、問題提起をすること
5)対決機能
・制度や組織の厚い壁に対して、専門職としての中立性は保ちながらも当事者の利益のために代弁すること
6)ネットワーキング機能
・地域に散在する社会資源の組み合わせや相互の繋がりを活用すること
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 相談援助の理念(3)
- 相談援助の理念(2)
- 相談援助の理念(1)
- ソーシャルワーカーの活動領域(2)
- ソーシャルワーカーの活動領域(1)