
精神障害者支援の理念
ノーマライゼーション
・デンマークのバンク・ミケルセンは、「ノーマライゼーションは、知的障害者をいわゆるノーマルな人にすることを目的にしているのではない。ノーマライゼーションとは、知的障害者をその障害とともに障害があっても受容することであり、彼らに普通の生活条件を提供することである」と述べている
・スウェーデンのニィリエは、ノーマラゼーションの原理として、「知的障害やその他の障害をもつすべての人が、彼らがいる地域社会や文化の中でごく普通の生活環境や生活方法にできる限り近い、もしくは全く同じ生活形態や毎日の生活状況を得られるように権利を行使する」と述べている
エンパワメント
→心理・社会的、もしくは身体の障害のために、自ら問題を解決する能力を阻害されている状態から、再び自らの問題解決能力を取り戻していくこと、また引き出していくこと
・今日の実践において主流となりつつあり、精神保健福祉士は、専門的援助技術を活用し、利用者のエンパワメントを支援する役割を担っている
ストレングス視点
→1970年代後半、医学モデルに依拠していたソーシャルワークに対する反省・批判が提起されるなか、ソーシャルワーク本来の価値観(人道主義的・民主主義的理念)に基づく生活モデルが高く評価され、大きな影響力を与えることと連動し、ストレングスモデルとして発展してきた
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