
精神障害者のアウトリーチ支援
アウトリーチ支援の具体的な方向性
・「新たな地域精神保健医療体制の構築に向けた検討チーム」は、アウトリーチ実現に向けた検討を行い、2010(平成22)年6月、アウトリート支援の具体的な方向性について下記の如くまとめた
1)「地域で生活できる」ことを前提とした支援体系
2)アウトリーチ支援で支えることができる当事者や家族の抱える様々な課題に対する解決を、「入院」という形に頼らない
3)当事者・家族の医療に対する信頼を築くためには、最初の医療との関わりが極めて重要であり、医療面だけでなく、生活面も含め、自尊心を大切にする関わり方を基本とする
・これを基にして、精神障害者アウトリーチ推進事業が、2011(平成23)年4月から実施された
・受療中断者や自らの意思では受診が困難な精神障害者にとって日常生活に支障や危機的状況を生じさせないためのアウトリーチ支援を中心として「多職種チーム」によって行われた
精神障害者アウトリーチ推進事業
・新たな入院及び再入院を防ぎ、地域生活が維持できるような体制を地域において構築すること
・医療機関等の人員体制等をアウトリーチ支援に転換し、アウトリーチ支援を実施した結果として、一定数の精神病床を削減することを目的とした
・精神障害者アウトリーチ支援事業は、2013(平成25)年度をもって廃止された
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 精神障害者の居宅支援(1)
- 精神障害者のアウトリーチ支援(2)
- 精神障害者のアウトリーチ支援(1)
- 発達障害者支援法(2)
- 発達障害者支援法(1)