精神疾患の治療(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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精神疾患の治療

精神科薬物療法
難治性抗精神病薬
・クロザビンは、白血球減少、無顆粒球症などの重篤な副作用が生じることがあるため、定期的な血液検査による処方管理が義務づけられている
抗精神病薬の副作用
・鎮静作用による眠気や活動性の低下
・自律神経症状:起立性低血圧、口渇、便秘、イレウスなど
・錐体外路症状:パーキンソン症候群、ジストニア、アカシジア、遅発性ジスキネジアなど
1)パーキンソン症候群:筋強剛、前屈姿勢、寡動、仮面性顔貌、呂律不良など
2)ジストニア:筋肉の痙縮による斜頸、舌突出など
3)アカシジア:下肢のソワソワ感、足踏み、正座不能など
4)遅発性ジスキネジア:口をモグモグさせる、手足が勝手に動くなどの不随意運動
・月経不順や性機能障害
・光線過敏症
・食欲増加、高血糖、脂質代謝異常の悪化などが生じることもある
・非定型抗精神病薬(オランザピンやクエチアピン)は、高血糖による死亡例もあり、投与前に糖尿病の合併の有無を確認する必要がある
抗精神薬による重篤な副作用
・悪性症候群:高熱、強い錐体外路症状、発汗や頻脈などの強い自律神経症状、横紋筋融解症による高CPK血症などが生じ、生命に危険を生じることもあるため、服薬中止や補液治療などの適切な処置が必要

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2019.08.09 05:00 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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