ソーシャルワークの形成過程(4)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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ソーシャルワークの形成過程

ピンカスとミナハンによるソーシャルワーク実践における4つの基本システム(1973年)
1)クライエントシステム
・問題解決のニードを抱えて、サービスを利用する個人や家族等の小集団
2)ワーカーシステム
・援助活動を展開するワーカーとその所属する組織体
3)ターゲットシステム
・クライエントとワーカーが問題解決のために、変革あるいは影響を与えていく標的とした人々や組織体
4)アクションシステム
・変革に影響を与えていく実行活動に参加する人々や資源のすべてを指し、実践にかかわるすべての人々や組織体
課題中心モデル
・リードやエプシュタインによって提案され、パールマンの問題解決モデルの流れを引きながら、短期処遇の方法として登場した
・その基礎には、一般システム理論や役割理論、学習理論などが活用されている
ブラックエンパワメント
・ソロモンが、1976年に刊行
・エンパワメントとは、差別的な待遇によってクライエントが陥った「無力な状態(パワーレス)」を改善するためにソーシャルワーカーがクライエントとともに関与する過程であると定義している
エンパワメント
・元の意味は「権利や権限を与えること」で、1960年代の公民権運動などの一連の運動を通して用いられるようになった
・社会的に差別や抑圧を受けている人々が、自らの主体性をもって、力を行使できるようになる「プロセス」を意味する

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2019.08.31 05:00 | ソーシャルワーク | トラックバック(-) | コメント(0) |
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