
ソーシャルワークの形成過程
ストレングス視点
・1970年代後半、医学モデルに依拠していたソーシャルワークに対する反省・批判が提起される中、ソーシャルワーク本来の価値観(人道主義的・民主主義的理念)に基づく生活モデルが高く評価され、大きな影響力を与えるのと連動し、ストレングスモデルとして発展してきた
・ストレングスモデルは、その人の問題に焦点をあてるのではなく、その人の本来の強さに着目し、それを引き出す方法・考え方である
ナラティブ・モデル
・社会構築主義(ポストモダニズム)の視点を、心理療法やソーシャルワークに応用したもの
・過去の問題を掘り起こすのではなく、当事者自身が語る物語(ナラティブ)そのものに意味を見出す
・援助者は当事者とともに、物語のなかから現状の問題を見つけ、物語を通して当事者と取り巻く社会の変容をも視野に入れる、という援助観である
・ナラティブ・アプローチの実践者であるマーゴリンは、クライエントへのラベリングを行うソーシャルワーカーを取り上げ、「パワーをもたないクライエントと援助者であるソーシャルワーカーを対極に置くことにより、自分たちの優位性を肯定している」として、援助者の無意識のうちの当事者への抑圧について述べた
リカバリーの実践モデル
1)元気回復行動プラン(WRAP)
2)疾病管理とリカバリー(IMR)
3)個別就労支援プログラム(IPS)
4)当事者研究
・いずれも当事者がプログラムに主体的に参加し、自らの力で回復していくことを主眼としている
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