
ひきこもりをめぐる精神保健
ひきこもり
→様々な要因の結果として、社会的参加を回避し、原則的には6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態
・元々は、精神疾患を有する人が、社会で生活をすることが困難なことからひきこもるケースが多くあった
・現在は、特に精神疾患を有していなくても、社会適応がうまくいかないためにひきこもる「社会的ひきこもり」が相当いるとされている
ひきこもり問題
・ひきこもりの状態になった契機や実態は人それぞれであるため、明確にこれがひきこもりの原因であるといえるものはあまりない
・精神疾患から不登校になり、そのままひきこもってしまうケースも多いとされており、早期の対応が望まれている
・現代では、ひきこもりに対する具体的な支援方法や、そもそも本人が相談機関に来所しないことなどから、ひきこもりが長期化しやすいことも問題視されている
ひきこもり対策において押さえるべき事項
1)多様な人々が、ストレスに対する一種の反応として、「ひきこもり」という状態を呈すること
2)狭義の精神疾患の有無に関わらず長期化するものであること
3)「ひきこもり」という状態の特徴として、本人の詳しい状況や心理状態がわからぬままに、援助活動を開始せざるを得ないことが多々生じていること
↓一日一回、あなたの応援クリックが更新のパワーとなります。↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ
↓この記事が役立ったという人は、ボタンをクリックしてください。↓
↓↓コメント欄に、ご意見、ご感想を、お気軽に書き込んで下さい。↓↓
- 関連記事
-
- 災害時における精神保健の対策(1)
- ひきこもりをめぐる精神保健(2)
- ひきこもりをめぐる精神保健(1)
- 労働基準法、労働安全衛生法(2)
- 労働基準法、労働安全衛生法(1)
2019.09.13 05:00 | 精神保健の課題と支援 |
トラックバック(-) | コメント(0) |
|トップページ
|精神保健の課題と支援|ひきこもりをめぐる精神保健(1)