災害時における精神保健の対策(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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災害時における精神保健の対策

災害時における精神保健
・通常災害は、地震などの自然災害の他に、人為災害、疾病災害、長期間にわたる災害に分けることができる
1)人為災害:戦争、火災、交通事故、原子力事故など、人によって引き起こされる災害
2)疾病災害:インフルエンザなどの伝染病や口蹄疫など家畜の疫病、古くはペストなど疾病によって引き起こされる災害
3)長期間にわたる災害:戦争、飢餓など
・災害は多くの人に対して精神的に過度のストレスを与えるものであり、その対応については慎重に行う必要がある
災害時の心理状況
・災害時の心理状況は、時間的経過については、衝撃期、反動期、後外傷期、解決期の4段階に分けることができる
・心理状況の流れとしては、衝撃期では恐怖の情動が主となり、高度の覚醒状態から、人によっては、英雄的な行動もみられる
・衝撃の段階を過ぎると、その反動で相互扶助の感情が高まるものの、報道等により現実を直視することで現状に幻滅してしまう局面がみられる
高度の覚醒状態
・自らの安全確保のために対応するが、生命への脅威が強いと強烈な恐怖状態も生まれる
・災害に対して無力感が生まれ、さらに世間から見捨てられる感覚、また、救助救済への切望が生まれる

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2019.09.15 05:00 | 精神保健の課題と支援 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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