
精神保健医療福祉の歴史
改革のグランドデザイン
・2004(平成16)年10月、厚生労働省の試案として、今後の障害保健福祉施策について(改革のグランドデザイン)が発表された
・地域の基盤や実施体制の整備に一定の準備期間を要する項目と制度の持続可能性の確保の観点から、できる限り速やかに実施すべき項目等に区分して実施スケジュール等を整理するもの
・精神障害者に対しては、先に提出された精神保健医療福祉の改革ビジョンに基づいて改革を進めるものとしている
・基本的な視点として、障害者本人を中心にした個別の支援をより効果的・効率的に進められる基盤づくりとして
1)障害保健福祉の総合化
2)自立支援システムへの転換
3)制度の持続可能性の確保
の3点を挙げている
2005年改正精神保健福祉法の主なポイント
2005(平成17)年11月施行
・精神障害者の定義の中で、精神分裂病が統合失調症に改められる
2006(平成18)年4月施行
・法律の目的に、「障害者自立支援法に相まって」と文言を追加
・障害者自立支援法の施行に伴う精神保健福祉センターの業務規定の整理
・地方精神保健福祉審議会を義務設置から任意設置に変更
・精神障害者通院医療費公費負担制度に関する規定の削除
・市町村による精神障害者の福祉に冠する相談指導の義務規定化
・市町村に精神保健福祉相談員の配置を可能とした
・精神障害者居宅生活支援事業に関する規定を削除
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