神経系疾患(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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神経系疾患

変性疾患
・神経系に変性を生じ、機能しなくなることによって生じる原因不明の疾患
1)パーキンソン病
・大脳基底核の変性疾患
・3大症状は、振戦、筋強剛、寡動
・夕方に人や虫などの幻視が見えることがある
・他に仮面様顏貌、前屈前傾姿勢、小刻み歩行、前方突進現象などがみられる
・精神症状としては、認知症と抑うつが認められる
2)ハンチントン病
・大脳基底核の特に尾状核という部分の萎縮が起こり、自分の意図しない運動が勝手に出てしまう舞踏様不随意運動を主症状とする
・遺伝性疾患(常染色体優性遺伝)で、4番染色体に遺伝子変質が見つかっている
プリオン病
・プリオンと呼ばれる異常たんぱく質により生じる疾患
・進行性で致死性の脳疾患
・代表疾患にクロイツフェルト-ヤコブ病がある
1)孤発性クロイツフェルト-ヤコブ病
・非常に早く進行する認知症症状と運動障害
・ミオクローヌスという持続的なピクつきが特徴
・脳波に特徴的な周期性同期生放電(PSD)が見られる
・発病から数ヶ月で無動性無言(寝たきり)状態に陥る
2)医原性クロイツフェルト-ヤコブ病
・硬膜の移植などが原因とされる
3)変異性クロイツフェルト-ヤコブ病
・牛海綿状脳性(BSE)からの感染の可能性が考えられている
・発症年齢が若く、発病症状ではうつ状態、行動異常などの精神症状が目立つ
・周期性同期性は見られない

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2019.10.25 07:25 | 精神疾患 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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