
神経系疾患
てんかん
・WHOでは1966年に、種々の成因によってもたらされる慢性の脳疾患で、大脳ニューロンの過剰な発射から由来する反復性の発作を主徴とし、それに種々の臨床症状および検査所見を伴うものとしている
好発年齢
・小児期から思春期で性差はない
・出現頻度は0.3%前後
診断
・てんかん発作の症状および脳波検査
治療
・薬物療法が中心で、抗てんかん薬が用いられる
分類
1)突発性(真性)てんかん:原因不明のてんかん発作
2)症候性(続発性)てんかん:脳の器質病変(外傷、血管障害、腫瘍、感染症)によって起こるけいれん発作
発作型
1)部分発作
・一定の局所から発作が始まる
・意識障害のない単純部分発作と意識障害のある複雑部分発作がある
・側頭葉てんかんの部分発作では、一点を凝視し、口をもぐもぐさせたり、手足をごそごそ動かしたりするなどの自動症があり、その後、もうろう状態を残す
・前頭葉内側の発作では、身体の強い強直と激しい運動が見られ、後頭葉発作では幻視などの特徴がある
2)全般発作
・発作開始時から両側大脳半球が障害されて生ずるもので、けいれんを伴うものと伴わないものとがある
強直間代発作
・全般発作の中で最も頻度が多い発作型
・突然の意識障害とともに両手足を強くひっぱる強直性けいれんがあり、身体をリズミカルにけいれんさせる間代性けいれんが続く
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