高次脳機能障害(1)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高次脳機能障害

高次脳機能
→言語、行為、認知、記憶、注意、判断など、主として連合野皮質によって営まれる機能
高次脳機能障害(医学的な定義)
→脳血管障害や変性疾患、頭部外傷などにより、失語、失行、失認、記憶障害、注意障害をきたしている状態
高次脳機能障害(行政的な定義)
→記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害
高次脳機能障害とは
・身体障害が軽症であることが多く、外見的に障害が目立ちにくい
・本人も障害を認識できないことがある
・障害は入院中よりも日常生活で出現しやすく、医療者に見落とされやすい
・上記のような特徴から、「みえない障害」と呼ばれる
高次脳機能障害を認めた場合
・原因疾患の治療に加え、患者の状態に合わせて生活指導やリハビリテーションなど適切な対応をとる
高次脳機能障害の種類
1.注意障害
1)選択性:対象を選ぶ
2)持続性:対象への注意を持続させる
3)転導性:対象を切り換える
4)分配性:複数の対象へ注意を配分する
・上記の注意の機能が障害され、注意を適切に向けられない状態のこと
リハビリ・対応
・刺激をなくし、集中しやすい環境を整える
・患者が興味を示す課題を、じっくり時間を与えて行わせる
・情報は整理して簡潔に伝える

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2019.10.28 05:00 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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