高次脳機能障害(2)

高齢者や認知症の介護と障がい者や難病患者を支援する情報をご紹介します。

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高次脳機能障害

高次脳機能障害の種類
2.遂行機能障害
1)目標の設定:目標を明確にする
2)計画の立案:目標達成のための手段を選択する
3)計画の実行:正しい順序で開始、持続する
4)効率的な行動:自己の行動を評価
・上記の遂行機能が障害され、物事を段取りよく進められなくなった状態のこと
遂行機能障害の症状例
・録画装置で番組録画ができなくなる
・計画的な買い物ができなくなる
・仕事の優先順位がつけられなくなる
遂行機能の検査
・ウスコンシンカードソーティングテスト(WCST)
リハビリ・対応
・目標に対し、計画をたて実行する訓練を行う
・計画は具体的に書き出し、ひとつずつ確実に行う
・わからなくなったら質問するよう指導する
※遂行機能障害は注意障害、失語、記憶障害を伴っていることがあり、まずは、これらの障害の問題を解決してから遂行機能障害に対応する
3.記憶障害
・記憶の3段階である、記銘、保持、想起のいずれかが障害され、新しいことが覚えられなくなったり思い出すことができなくなった状態のこと
・代表的なものに健忘症がある
健忘症
・陳述記憶の障害
・主なものに、前向性健忘と逆向性健忘の2種類がある
・逆向性健忘は前向性健忘に伴って発症することが多い
リハビリ・対応
・覚えるべきことを復唱したり、すでに知っていることと関連づけて覚える訓練をする
・メモやカレンダーに記入することを習慣づける

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2019.10.29 06:38 | 医療 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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